開発においてデバッグができるとエラーの特定がしやすいので、
VSCode において Go のデバッグ環境の構築メモを記載します。
検証用コード
go run main.go
合計: 3
なんでもないシンプルなコードです。
各変数に入る値をデバッグできるようにしてみます。
手順1:デバッグツール(go-delve)を VSCode にインストールする
VSCode のデバッグメニュー(上から4つ目のアイコン)をクリックし、「Run and Debug」をクリックします。
すると、VSCode の右下に下記のエラーを示すダイアログが出てきます。
どうやら、go-delve というGoの拡張機能が必要なようなので、上記のエラーの指示に従ってインストールします。
手順2:デバッグ実行
インストールできたので、再び「Run and Debug」をクリックします。
go.mod がないと怒られたので、「go mod init {プロジェクトフォルダ名}」コマンドを実行して go.mod を作成してから、再度「Run and Debug」をクリックします。
エラーが解消して無事に起動できました。
続いて、ブレークポイントで特定の場所で処理を止め、変数の値を確認してみます。
10行目の箇所にブレークポイントを貼っています。
ここで処理を一時中断し、変数の値を確認してみます。
ブレークポイントを貼った状態で、「Run and Debug」をクリックして実行します。
すると左上の VARIABLES メニューでブレークポイントで止めた時点の各変数値が確認できます。
ちなみに、F5キーで処理を再開できます。
以上、デバッグ環境が構築できました。
いままでコマンドラインからの実行のみでコンソールに出力されるエラーを頼りに修正をしていましたが、デバッグできるようになったのでより楽にエラー解消やプログラムの動作確認ができそうです。