lelelemon’s blog

カメの歩みでのんびり学んでいます。

【技術イベント参加】 Google Developer Group - DevFest Tokyo 2025

はじめに

こんにちは。Google Developer Group - DevFest Tokyo 2025 に参加したので感想等メモに残したいと思います。


・開催日

2025/11/22

gdg-devfest-tokyo-2025.web.app



・場所
ベルサール渋谷ファースト 2F


・形式

オフライン開催


・参加理由
AndroidやGo, Flutter, 機械学習など、Google が提供する様々な技術について学べる・体験できる場で、とても興味を持ったことが大きいです。
普段業務ではAndroidやGoを触っていることもあり、色々知見を深めたい思いもあり参加しました。

イベントの構成

1日のみのイベントで、同時間帯に50分・60分のセッションが3つおよびワークショップが1つ開催されました。
また、セッション会場外のフロアでは、学生の皆さんが創ったDEMO作品の展示がされていました。(セッションやワークショップ参加に集中しており、DEMO体験できませんでした・・)。
ホットコーヒーのセルフサービスや、お菓子の提供もありました。
最後のセッションではLT大会とクロージングがあり、クロージングのあとはそのまま解散という流れでした。

印象に残ったセッション

ここからは、印象に残ったセッション・ワークショップについて書いていきます。

「[Hands-on] Gemini CLI Harenさん」
  • Gemini CLIでGeminiに何か質問をした際、web検索が必要と判断した場合は、Geminiはgooglesearchというツールを使ってweb検索を行い結果を回答する
  • /tools コマンドでどんなツールが入っているのか確認することができる
  • URLを提示したプロンプトを投げると、webfetchというツールが使われて該当URLの内容を読みにいく
  • !を入力するとシステムコマンドを入力できます(ls, pwd などのコマンドが打てる)
  • もう一度!を入力するとまたプロンプトを打てるようになる
  • nanobanana extensionをGemini CLIに入れると、/generate コマンドでnanobananaを使って画像を作れるようになる
    • コマンド例:
/generate "コーヒーショップ" --variations="lighting,mood" --count=4

gdg-devfest-tokyo-2025.web.app

「[Hands-on] Firebase Studio 田邉 裕貴さん」
  • Firebase Studioについて
    • 生成AIを使ってアプリを構築できるツール
    • AIを組み込んだフルスタックアプリを構築できる
  • Firebase Studioの右側ペインにチャット画面が表示されるので、そこからプロンプトを投げてAIに開発をさせていく
  • プロンプトで、認証でFirebase Authentication, データベースは FireStore を使って機能を実装してくださいという旨の指示を投げると、
  • 自動で Firebase プロジェクトが作成され、指定の機能を使った処理を作成してくれる
  • アプリ作成後は、Firebase Studioの画面右上の Publish ボタンをクリックすることで作ったアプリをデプロイできる
    • Publish ボタンを押してから5分くらい経つとデプロイが完了し、外部からアクセスできるようになる
  • ちなみに、Firebase Studio で使うようなアプリプロトタイプエージェント(生成 AI を使用してフルスタックのエージェント ウェブアプリを開発、テスト、イテレーション、公開する、効率的なノーコード開発フロー)では、
  • 認証やデータベース接続といった機能はアプリ作成初期の時点で組み込むというより、ある程度アプリができてきてから、途中時点から組み込むとうまくいくそうです(公式ドキュメント より)

gdg-devfest-tokyo-2025.web.app

AndroidアプリのAI実装をAndroidifyで学ぶ ー Google公式サンプルによる体験と実装 takahiromさん」
  • Androidifyー自分のAndroid bot が作れる
  • Gogle公式サンプルがある
  • 色々な機能がある
    • 例:
    • カメラに人が映ると撮影ボタンが有効になる
      • ML Kitで判定している
      • Pose Detection APIーオンデバイスでリアルタイムで人を検出するライブラリ
    • Android bot生成用のプロンプトを自動生成する
      • Mlkit prompt API or firebase al logic gemini API
    • 安全でない画像を入れられたときなエラーにする
      • ML kit prompt API or firebase ai logic gemini API
    • テキストからAndroid botを生成
      • Firebase logic ai gemini api
      • Fine tuned modelー画像とテキストのペアを用いて学習
    • 画像からAndroid botを生成
    • 好みの雰囲気の背景を与えた画像生成
      • Firebase logic ai gemini API(画像を作るのをローカルでできないため、このAPIを使っている)
    • 画像の背景を消してステッカーを作る
      • ML kit subject segmentation API
      • 比較的古いデバイスでも動く

gdg-devfest-tokyo-2025.web.app

Android Studio Otter の最新 Gemini 機能 あんざいゆきさん」
  • Studio labsで新しいAI機能を個別に有効化できる
  • Markdownプレビューが出るようになった
  • Gemini Chatが複数の会話スレッドに対応
    • いままでは単一チャットだったため、毎回新しく会話を始める必要があった
  • スクショからコードを作れるようになった
  • すでにあるコンポーズのプレビューで、画像を提示してそれに合うように修正してもらえるようになった
  • エージェント実行のオプションがデフォルトで都度確認になった
    • いままではデフォルトでは一気に作成される感じだった
  • 新しくプロジェクトを作成するときに、create with aiができるようになった、そのときに画像を渡したりもできる

gdg-devfest-tokyo-2025.web.app

学んだこと・得られたこと

Android開発まわりで発見が多かったです。まだGemini3あまり触れていないですが、週末に色々触ってみようと思いました。Firebase Studio, Antigravity, Androidifyこの辺りじっくり触ってみようと思いました。イベント参加しなかったらここまでのモチベーション得られなかったと思うので参加してよかったです。あとイベントの最後にはLT大会が開かれました。それぞれ思い思いの熱いLTを聴くことができ、ここでもモチベーションが上がりました。

今後のアクション

  • Firebase Studio, Antigravity, Androidifyを触る

終わりに

初めてのGDG Tokyo参加でした。DEMOブースでは未来を感じるような面白い展示があったそうでしたが見逃してしまったのが心残りです。次回は時間に余裕を持ってイベント全体を楽しめるように参加したいと思います。
運営関係者の方々、スピーカーや協賛の方々、イベント開催ありがとうございました!